Thursday, July 16, 2009

今現在だけではない過去からの症状


世の中の化学物質化敏捷の本では
あまり触れられていないのですが、

化学物質化敏捷にはもうひとつ深刻な症状があります。

脳神経の麻痺です。



始め、病気の原因の化学物質を浴びる際に、
その物質が体内に取り込まれ脳神経、眼神経を麻痺させることが
かなりの確立で起こります。


わたしが化学物質過敏症を疑ったのは
村上春樹氏の「アンダーグラウンド」を読んだとき
地下鉄サリン事件の被害者と自分の症状が酷似してるのに、
気づいたからです。

その時、わたしはサリン中毒の症状と似てるということは
2年前に引っ越した(1998時点)
新しい家のシロアリ駆除剤の有機リン殺虫剤が
体をしびれさせているのでは?
と自分の症状を推測しました。


実際に化学物質過敏症の人の脳は麻痺してる場合が多く
そのために体が動かせなくなったり
重くなっている場合も多いです。

リアルタイムでの、化学物質の被害だけではありません。





対処


その場合、対処方法はリハビリテーションしかありません。
体が動かないのを、無理やりに動かします。
交通事故などのリハビリと同じで、かなりの苦痛と時間がかかります。
無理だという患者が多いだろうと思います。

サウナや運動などで発汗するのも解毒につながりますが、
神経麻痺のためには、やはりつらいですが運動を。

外で運動すると、かなり倒れたりするので、誰かが一緒にいるとはかどりますが
ひとりででも出来ます。


ご家族の方は本人がやる気を起こすまでは、薦めないで下さい。
想像もつかないほど、苦しいのです。





わたしは、シンガポールで父とふたりで1ヶ月、とかなりの強行リハビリを行いました。
そのあと、3年アジアで過ごしました。
暑いうえに、具合が悪くなっても外国ではおっておいてくれるので、
リスクは大きいのですが、はかどります。

救急車が無料の日本は外出先で具合が悪くなると救急車を呼ばれるのが、つらい。
誰も通らないところで、行った方がすすみます。

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