Monday, December 04, 2006

化学物質過敏症とは

 「化学物質過敏症」とは、「特定の化学物質に接触し続けていると、あとでわずかなその化学物質に接触するだけで、頭痛などのいろいろの症状が出てくる状態」である。
その原因は、「微量の化学物質の長期間における体内摂取により、体の耐性の限界を越えてしまったこと」としている。化学物質の曝露は、大気汚染や室内空気汚染、食品の残留農薬などであり、体の耐性の限界を越えることによって、その後は微量の化学物質に曝露するだけで過剰なほどに敏感となり、アレルギーに似た症状や、情緒不安、神経症、行動過多を引き起こす。 

化学物質過敏症の症状
  障害および症状
自律神経症害 不眠、めまい、疲労感など。
発汗異常、手足の冷え、易疲労性 夏でも、手足が冷たく、湯たんぽをしないと眠れない。
精神障害 わたしは、ひどい鬱病にかかりました。
不眠、不安、うつ状態、不安愁訴 パニック障害などもありました。
末梢神経症害 手足がうまく動けなくなり、6年ほどほとんど寝たきりでした。
のどの痛み、渇き ものすごくのどが渇き、多量の水を飲みます。
消化器症害 便秘など。下痢にもなります。
悪心   胸焼けがところかまわず襲ってきます。
眼科的障害 マリオブラザーズが出来ません。
結膜の刺激的症状 目が赤くなり、かゆくなります。
循環器障害
心悸亢進
 動機がひどい時があります、夜など眠れません。
免疫障害  アトピーが悪化して、体中が赤くなります。髪の毛や体毛がすごく抜けました。
皮膚炎、喘息、自己免疫疾患 かなり直ってたのですが、ひどい再発がありました。
 ※ 引用 : 北里大学 医学部 講師 難波龍人:建築雑誌、26-27(1998)

化学物質過敏症の原因物質 
化学薬品
殺虫剤、除草剤、抗菌剤、可塑剤など
有機溶剤
塗料、クリーナー、シンナー、芳香剤など
衣料
絨毯、カーテンに含まれる防炎・可塑剤
金属
貴金属、重金属
その他
タバコ煙、家庭用ガス、排気ガス、大気汚染物質、医薬品
  ※ 引用 : 北里大学 医学部 講師 難波龍人:建築雑誌、26-27(1998)

化学物質過敏症への対策
 化学物質をできるだけ含まない材料を選択する 
 自然素材、無垢材の使用  合板の使用は避ける 
 内装材に塩ビのクロスの使用は避ける  有機溶剤を使用した接着剤や塗料の使用は避ける 
 室内換気回数を増やす

コピー先http://www.kcn.ne.jp/~azuma/chemical_sen/chemical_sen.htm

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